築地と銀座でパーソナルジム2店舗を経営しています、リオールジム代表の奥松です。
本記事では、サブ80を達成するために必要な、レース当日戦術について解説します。
結論:ここだけは押さえたいペース配分
バーピージャンプ終了時点で39分以内ですと、サブ80の達成確率が高まります。サブ80のためにはバーピー終了時点で39分以内を覚えてからレースに挑みましょう。
サブ80の基本的な時間配分
これまでの多くのハイロックス選手の記録を参考にすると、ハイロックス本番ではランニングにかかる時間がが50%、ロックスゾーンに7%、ステーションで43%となります。
ここで注意したいのは、ランニングとロックスゾーンが別々になっている点です。
したがって、このモデルでサブ80を達成するには、次の3つを同時に満たす必要があります。
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ランニング8kmを40分
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ロックスゾーンを5分36秒
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ワークアウトを34分24秒
ランニングを1km平均5分で走れても、ステーションやロックスゾーンで時間がかかれば、サブ80には届きません。

ランニングは8km合計40分
ランニング8kmの目標は合計40分です。
平均すると1km当たり5分ですが、8本すべてを5分ちょうどで走る必要はありません。
疲労が少ない前半は少し速めに入り、スレッドやバーピーの疲労が蓄積する後半は少しずつ落とす配分にします。
最初の1kmを4分20秒や4分30秒で走って、大きな貯金を作る計画ではありません。
前半で無理をすると、スレッドやバーピーで心拍数が上がりすぎて、後半のランニングやウォールボールで失速する可能性があります。
最初から最後まで、4分50秒から5分10秒程度にまとめることが目標です。
ワークアウトは合計34分24秒
8つのワークアウトには、合計34分24秒を使います。
細かな内訳は下記のとおりです。
この配分を見ると、サブ80ではステーションにも一定以上の速さが必要なことが分かります。
特に時間がかかりやすいのは、次の4種目です。
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スレッドプル(Sled Pull)
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バーピー(Burpee Broad Jump)
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サンドバックランジ(Sandbag Lunges)
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ウォールボール(Wall Balls)
例えば、ウォールボールに目標タイムより2分以上かかれば、ランニングやほかのステーションで2分を取り戻す必要があります。
ランニング40分でまとめるだけでなく、苦手ステーションを大きく遅れずに終える能力も必要です。
サブ80のタイムスケジュール
以下が、ランニング40分、ロックスゾーン5分36秒、ワークアウト34分24秒で計算した具体的なレーススケジュールです。
これは80分ちょうどでゴールする理論上のラインです。ランニングや筋トレの得意不得意でタイムは変わりますので、大まかな目安になさってください。
特に覚えておきたい通過時間
バーピー後のRun 5は39分前後
バーピー終了時に時計を見て39分を切ってたら安心です。39分台前半で5本目のランニングを始めることがサブ80の目安です。
40分以内であれば大きく外れてはいませんが、40分を超えるほど、後半の余裕は少なくなります。

ファーマーズキャリー終了時は57分が目安
ファーマーズキャリーが終わった瞬間に時計を見て、57分以内ですと順調なペースです。この時点で60分を超えていますと、サブ80が厳しくなります。
ウォールボールは72分台で始める
ウォールボールの開始目標は72分39秒です。
そこから7分で100回を終えると79分39秒。その後、フィニッシュまで約21秒移動して80分ちょうどになります。
73分ちょうどにウォールボールを始めた場合、7分で投げ終えても、フィニッシュまでの移動を含めると80分を超える可能性があります。
したがって、「73分までにウォールボールエリアへ入る」ではなく、「72分台に1回目を始める」ことが必要です。
まとめ
① サブ80のためにバーピー終了時点で39分以内
② ファーマーズキャリー終了時点で57分台
③ ウォールボール開始1回目で73分台スタート

筑波大学でスポーツ医学の博士号を取得。カヌー競技で国体優勝。専門は運動腫瘍学・健康増進・ダイエット。学術論文6本、医学出版社から本出版。ハイロックスのベストは72分。







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