築地と銀座でパーソナルジム2店舗を経営しています、リオールジム代表の奥松です。
サブ90を達成するために、「どれくらいの走力」が必要でしょうか?
前提:ハイロックスの50%以上はラン
ハイロックスは約50%がランニングとなります。ハイロックス本番は8キロのランニングがあるため、試合当日に8キロを45分(5分37秒/km)のペースで走れれば、サブ90の達成確率が上がります。

ハイロックス本番で5分37秒/kmペースで走るためには?
結論、10キロラン(ロードレース)だと、54分切りできる走力があれば、ハイロックス本番で5分37秒/kmペースでランニングできる確率が高まります。10キロで54分を切るためには、10キロランでは5分24秒/kmで走れる走力が必要です。
ハイロックスペースはハーフマラソンとほぼ同じ
ハイロックス(シングルス)の試合当日のペースは、ハーフマラソンのペースとほぼ同じになります。つまり、ハイロックス本番でサブ90のために5分37秒/kmペースで走るためには、ハーフマラソンでも5分37秒/kmペース(1時間59分)以内で走る走力が必要です。
ハーフ2時間切りがHYROXサブ90に必要
ハイロックス本番でサブ90を達成するためには、ハーフマラソンで2時間切り(5分37秒/km)で走れる力が必要です。
ハーフマラソンに出るのが辛い時は?
↑ハーフマラソン出場はかなりハード
理想はハイロックス本番の前にハーフマラソンに出て、自分の完走タイムを把握することです。ハーフマラソンのペースが分かれば、それと同じペースでハイロックス本番も走ることで、急激な失速なく、丁度良いペースで走ることができます。
一方で、ハーフマラソンに出場するのは労力も大きく、気持ちのハードルが高いこともしばしばです。そこで代わりの指標となるのが10キロランのタイムになります
サブ90なら10キロランで54分切りが目標
ざっくりと言うと、ハーフマラソンの1kmあたりのペースに+15秒すれば、10キロランにおける1kmあたりのペースになります。
つまり、ハーフマラソンで1時間59分以内(5分37秒/kmペース)走るためには、10キロランは54分以内(5分22秒/km)で走る必要があります。
10キロ54分切りなら、5:22/kmが目標
10キロランで54分以内を目指す場合、1キロあたりは5分22秒で走る必要があります。
トップ選手も10キロの試合に出ている

2026年の世界選手権で銅メダルだったSinéad Bentも10キロのロードレースに出場しています。10キロの完走タイムが分かれば、ハイロックス本番のランのペースも推測しやすいですし、目標に対してどれくらい頑張るべきかも分かります。
ちなみに、Sinéad Bentの10キロの自己ベストは33:44(3分22秒/km)です。このペースで走る走力があれば、ハイロックスWomen’s Proを57分で走れます。

10キロランはトライしやすい
ハーフマラソンと聞くと、試合にエントリーすることもハードルが高いですし、当日も大きな労力や時間がかかります。また、練習不足でいきなりハーフマラソンに出るとケガのリスクも高まります。
一方で5キロのレースだと呼吸や心拍数がかなり上がるため、逆にきつすぎるという声もあります。5キロランよりはきつくなく、ハーフマラソンよりは早く終わるという絶妙なバランスが10キロランの利点です。
まとめ
① 10キロランで54分切りできればサブ90できそう
② 10キロでサブ54は5分24秒/kmペース
③ トップ選手も10キロランをしている

筑波大学でスポーツ医学の博士号を取得。カヌー競技で国体優勝。専門は運動腫瘍学・健康増進・ダイエット。学術論文6本、医学出版社から本出版。ハイロックスのベストは72分。







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